一冊の本から、安心の未来へ
立花書房は80年にわたり、
警察官とともに歩んできました。
一冊の本が紡いだ信頼と変わらぬ使命、
そして進化の軌跡を、
どうぞ映像と文章でご覧ください。
1945 年、終戦直後。
焼け野原と化した東京の空の下、
創業者・橘嶟は胸に誓いました。
「正しい教養こそが、日本再建の礎になる」と。
この想いが、立花書房の出発点です。
憲法が変わり、
世の中の仕組みが大きく揺らいでいた時代。
「1冊の本が青年たちの心の糧となり、
社会の安定と発展につながっていく」
そう信じて創刊した
雑誌『時事問題研究』には、
新たに施行された法律、激動する国際情勢、
国内の社会問題——
物事の本質を見抜くための
冷静な視座が凝縮されていました。
家族が一つひとつ宛名を書き、
封筒に詰め、リヤカーで神田郵便局へ。
その誌面は、
やがて後の警察庁長官の目に留まり、
強い推薦を受けて、
警察現場に瞬く間に広がりました。
こうして『警察公論』が誕生します。
「物がなく、読むものもなかった時代、
『警察公論』が心の拠りどころだった」
そう語る警察官の声こそ、
私たちの誇りであり、
積み重ねてきた信頼の証です。
立花書房の仕事の原点にあるのは、
警察官の学びを支え、
その力を通じて
「日本の治安向上」に貢献するという、
変わらぬ使命です。
以来80年。
「時代に即応する良書を」をモットーに、
『警察公論』『警察學論集』
『治安フォーラム』など、
法律・警察関連の出版物を刊行してきました。
カセットテープ、DVD、
電子書籍、アプリ、音声学習、動画講義まで——
一歩先を見据え、学びのかたちを
常に進化させてきました。
どんな場面でも、すぐ活用できる
「生きた知識」を届けるために。
時代が移れば、犯罪も変わる。
サイバー犯罪、国際犯罪、新しい社会問題——
社会の複雑化とともに、
警察官の任務も多様化・高度化しています。
限られた時間の中で、どう備えるか。
私たちはその問いに、
現場の実感をもって応え続けています。
たとえば——
期待と不安を抱えて迎えた初任地の夜。
迷いが生じる現場の一瞬。
豊富な実務研究や最新の法令解釈が、
あなたの日々の判断を支えます。
多忙な中に昇任試験を控えた日々には、
体系的に整理された教材が、
あなたの合格への道を確かなものにします。
そして、あなたが後進を育てるときには、
教育のツールとして、
私たちのコンテンツを
手に取っていただけることを願って。
学んだ分だけ、誰かを守れる。
拝命から退職まで。
私たちは警察官一人ひとりの歩みに寄り添い、
コンテンツの力で、
警察官の課題解決を支援し続けていきます。
「警察コンテンツ創造企業」立花書房は、
警察官の信頼に応え、
変化に挑むパートナーとして、
すべての人が安心して暮らせる未来を、
ともにひらいていきます。