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ホーム > 単行本・PCソフト > 刑事訴訟法 > 判例講座 刑事訴訟法〔捜査・証拠篇〕

判例講座 刑事訴訟法〔捜査・証拠篇〕

本書のポイント

○捜査から証拠までの刑事手続の重要判例を理解するのに最適の書
○気鋭の法学者が研究・分析し,詳細に解説
○警察学論集に好評連載された「判例講座 刑事訴訟法」を追加・修正して単行本化
○警察官,法科大学院生,法学部生等の刑事訴訟法を学ぶ方々にとって必読の一冊

内容紹介

刑事訴訟法を理解するためには,現在の刑事手続をかたちづくっている判例の内容を理解することが不可欠である。本書は,そのような意図から,刑事訴訟法に関する重要な判例を取り上げて,その内容を紹介し,詳細に解説したものである。職務質問に伴う停止行為の限界,任意取調べの限界,反復自白の証拠能力等につき,重要判例の判断枠組み・判断要素を分析し,その分析結果は警察実務の現場での判断に直結する。警察官,法科大学院生,法学部生等の刑事訴訟法を学ぶ方々にとって必読の一冊。警察学論集に好評連載された「判例講座 刑事訴訟法」を追加・修正して単行本化。

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著者
:東京大学大学院法学政治学研究科教授 川出 敏裕 著
定価
:¥3,672 (本体 :¥3,400)
ポイント
:34 P
発売日
:2016年03月
ISBN
:978-4-8037-2483-7
Cコード
:C3032
判型
:A5 並製
ページ数
:512
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目次

はしがき
凡例
第1講捜査に関する法的規律の基本的枠組み
Ⅰ 任意捜査と強制捜査の区別
1 問題の所在
2 判例の状況
3 判例の展開
Ⅱ 強制捜査の限界
Ⅲ 任意捜査の限界
Ⅳ 写真撮影・ビデオ撮影

第2講職務質問・所持品検査
Ⅰ 職務質問
1 法的性格
2 停止行為の限界
Ⅱ 所持品検査
1 意義と法的根拠
2 許容性と限界
Ⅲ 職務質問に伴うその他の措置

第3講被疑者の取調べ
Ⅰ 逮捕・勾留中の取調べ
Ⅱ 任意捜査としての取調べ
1 任意出頭と任意同行
2 任意取調べの限界

第4講逮捕・勾留
Ⅰ 現行犯逮捕
1 現行犯の意義
2 準現行犯
Ⅱ 事件単位の原則
1 二重逮捕・二重勾留の可否
2 勾留延長・保釈の際の余罪の考慮
Ⅲ 逮捕前置主義
1 意義と根拠
2 被疑事実の同一性
3 被疑事実の変動
4 逮捕の違法と勾留
Ⅳ 再逮捕・再勾留
1 先行する逮捕・勾留が適法な場合
2 先行する逮捕・勾留が違法な場合
Ⅴ 一罪一勾留の原則
1 意義
2 判例の状況
Ⅵ 別件逮捕・勾留
1 問題の所在
2 学説の状況
3 判例の状況

第5講令状による捜索・差押え
Ⅰ 捜索・差押えの実体的要件
1 捜索・差押えの理由
2 捜索・差押えの必要性
Ⅱ 捜索・差押令状の発付
1 令状の記載
2 各別の令状
Ⅲ 捜索・差押えの実施
1 捜索・差押えの手続
2 捜索・差押えの範囲
Ⅳ 電磁的記録媒体の捜索・差押え
1 問題の所在と現状
2 刑訴法改正の内容

第6講令状によらない捜索・差押え
Ⅰ 逮捕に伴う捜索・差押え
1 意義
2 無令状で行いうる根拠
3 捜索・差押えの対象物
4 時間的限界―「逮捕する場合」の意義
5 場所的限界―「逮捕の現場」の意義
6 被逮捕者の身体及び所持品の捜索・差押え
Ⅱ 領置
1 意義
2 領置の適法性

第7講体液の採取
Ⅰ 身体検査
1 意義
2 範囲
Ⅱ 強制採尿
1 許容性
2 令状の方式
3 採尿のための連行

第8講秘密録音
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 秘密録音の適法性
Ⅲ 私人による秘密録音

第9講おとり捜査
Ⅰ 意義と法的根拠
1 意義
2 法的根拠
Ⅱ 許容性とその限界
1 初期の最高裁判例
2 下級審裁判例の動向
3 最高裁平成16年決定

第10講接見交通
Ⅰ 弁護人の援助を受ける権利
Ⅱ 接見交通権
1 意義
2 接見指定制度
3 接見内容の聴取
4 面会接見
5 任意取調べ中の面会

第11講起訴後の捜査
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 被告人の取調べ
1 判例の状況
2 判例の展開
Ⅲ 捜索・差押え
1 第1回公判期日前
2 第1回公判期日後

第12講捜査に対する不服申立て――準抗告
Ⅰ 総説
Ⅱ 逮捕に対する準抗告
Ⅲ 捜索現場で行われる写真撮影
1 問題の所在
2 判例の状況

第13講同種前科・類似事実による立証
Ⅰ 証拠の関連性の概念
Ⅱ 同種前科・類似事実による立証
1 犯人性の立証
2 犯罪の主観的要素

第14講科学的証拠
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ DNA型鑑定
1 証拠能力
2 証明力
Ⅲ 臭気選別
Ⅳ ポリグラフ検査・声紋鑑定
1 ポリグラフ検査
2 声紋鑑定
Ⅴ 筆跡鑑定
Ⅵ 証拠能力の判断基準

第15講自白の証拠能力
Ⅰ 自白に関する規律
Ⅱ 自白法則の趣旨
1 憲法と刑訴法の関係
2 自白法則の根拠
Ⅲ 判例の状況
1 強制・拷問・脅迫による自白
2 不当に長く抑留又は拘禁された後の自白
3 その他の任意性に疑いのある自白
4 違法な手続のもとで獲得された自白
Ⅳ 反復自白の証拠能力
1 第一次自白が任意性に疑いがあるという理由で証拠能力を
否定された場合
2 第一次自白が違法収集証拠として証拠能力を否定された場合
Ⅴ 不任意自白に基づいて得られた証拠物の証拠能力

第16講補強法則
Ⅰ 補強法則の意義
1 補強法則の趣旨
2 憲法と刑訴法の関係
Ⅱ 補強証拠としての適格
Ⅲ 補強証拠が必要とされる範囲
1 学説の状況
2 判例の状況
Ⅳ 補強の程度
Ⅴ 共犯者の自白と補強証拠
1 問題の所在
2 判例の状況
3 派生問題

第17講伝聞証拠の意義
Ⅰ 伝聞法則の内容
Ⅱ 伝聞法則の根拠
Ⅲ 伝聞法則の憲法上の位置づけ
Ⅳ 伝聞証拠の概念
1 言葉の非供述的使用
2 現在の心理状態の供述
3 自然反応的供述
4 犯行計画メモ

第18講伝聞例外
Ⅰ 伝聞例外の基本的枠組み
1 伝聞例外の根拠
2 例外規定の構造
Ⅱ 被告人以外の者の供述を内容とする書面
1 基本的枠組み
2 321条1項3号書面
3 裁判官面前調書(1号書面)
4 検察官面前調書(2号書面)
5 検証調書・実況見分調書
6 鑑定書
Ⅲ 被告人の供述を内容とする書面
Ⅳ 特に信用すべき書面(323条書面)
1 公務員が職務上作成した証明文書(1号)
2 業務文書(2号)
3 その他の特に信用すべき情況の下に作成された書面(3号)
Ⅴ 伝聞供述
Ⅵ 再伝聞
1 判例の状況
2 学説の状況
Ⅶ 当事者の同意
1 同意の主体
2 同意の限界
3 同意の法的意味
4 運用の現状
5 同意の擬制
Ⅷ 証明力を争うための証拠
1 328条の趣旨
2 純粋補助事実の扱い
3 増強証拠・回復証拠
Ⅸ 写真・録音テープ・ビデオテープ
1 写真
2 録音テープ
3 ビデオテープ・DVD
Ⅹ 再現状況報告書
1 証拠能力の判断基準
2 再現状況報告書の利用

第19講違法収集証拠
Ⅰ 証拠排除の根拠と基準
1 学説の状況
2 判例の状況
Ⅱ 違法な手続と証拠の関係
Ⅲ 派生証拠の証拠能力
1 違法性の承継
2 毒樹の果実論
Ⅳ 最高裁平成15年判決とその後の展開
1 最高裁平成15年判決
2 判例の展開
Ⅴ 排除申立適格
Ⅵ 当事者の同意
Ⅶ 私人による違法収集証拠
Ⅷ 外国で収集された証拠
1 問題の所在
2 裁判例の動向

事項索引
判例索引

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